GCOE Seminer Dr.Masahiro Machida (National Astronomical Observatory of Japan)

グローバルCOEプログラム「地球から地球たちへ」セミナー

 Global COE program: From the Earth to "Earths" Special Seminar
「分子雲コアからの円盤形成とガス惑星の形成可能性」

 

日時 Date:  14th July (Wed) 17:00~
 
場所 Venue: 石川台2号館318号室
 
講演者 Lecturer:   町田正博(国立天文台 理論研究部 PD研究員)

 

要旨 Abstract:

星形成の母体となる分子雲コアは角運動量を持つため、星形成過程で、原始星の周りに必然的に星周円盤が現れる。惑星は、この星周円盤の中で誕生するため、この円盤の形成過程やその後の進化を理解することは惑星形成論を理解する上で重要である。星や円盤形成の過程は、重力、ガス圧、ローレンツ力や回転の効果が複雑に絡み合っているため、数値シミュレーションを用いてこれらの形成過程を理解する必要がある。しかし、数々の制限のために、今まで、分子雲コアから直接星周円盤が形成する過程はほとんど調べられてこなかった。この研究では、大規模数値シミュレーションを用いて星周円盤の形成とその発展について調べた。

結果、原始星形成段階前に形成するファーストコアが原始星形成後に、直接星周円盤に進化することが分かった。また、原始星形成後の主降着段階では、星周円盤が原始星よりも重いことが分かった。これは、重力不安定によるガス惑星形成を促進する。

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